そもそもアマモって何?
アマモとは、イネ科と同じ単子葉類の草本で、陸上の草と同じように花を咲かせて種子を作ります。別名「リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ(竜宮の乙姫の元結の切り外し)」と呼ばれ、生物としては、日本で一番長い名前を持っています。
阪南市には、大阪湾で数少なくなったアマモの自生地があり、この自生地の保全・再生に向け、地元漁業協同組合、NPO団体、学生、ダイバー、その他、多くの市民・団体のみなさんが活動されています。
またこの活動は、地元小学校の学習プログラムの一環となっており、花枝採取・選別・養生、種子選別、苗床つくり、種まき、移植まで周年を通じたアマモの保全・再生活動とあわせ、漁業関係者や海で活動する様々な人々との交流を通じ、こどもたちが海と親しみ、触れあい、海を身近なものとする場となっています。
毎年活動を続けることで、アマモの数は少しずつ増えており、アマモ場としては大阪府下で阪南市はNo1!最大の規模となっています。